MSI2026 終盤解析 BLGが決勝一番乗り、26.13メタと注目選手
2026-07-10

MSI2026メインイベント終盤。勝ち上がったチーム、パッチ26.13のメタ、活躍した選手を数字で整理する。
MSI 2026は韓国・大田で6月28日から7月12日まで、パッチ26.13で開催中。8チームのメインイベントは終盤に入り、決勝が目前に迫った。ここまでのメタ、勝ち上がったチーム、目立った選手を数字で整理する。
決勝の構図(7月10日時点・進行中)
- BLG が決勝一番乗り。T1 との5戦フルセットを制し、LYON を3-0、アッパーブラケット決勝で HLE を3-1で下した。
- HLE は TSW・G2 を連続3-0で退けたが、アッパー決勝で BLG に敗れ、敗者側決勝へ回った。
- 敗者側では G2 が T1 を3-1で下して脱落させた(詳細は次項)。残りは LYON・G2 が敗者側で争い、勝者が HLE と敗者側決勝。そこを勝ち上がったチームが、決勝で BLG に挑む。
大波乱、G2がT1を撃破
今大会で最も話題を呼んだのがこの一戦だ。G2 が T1 を3-1で下し、MSIから脱落させた。G2にとっては2019年のWorld's以来、およそ7年ぶりのT1相手のBO5勝利。T1は国際大会で史上初めてトップ4圏外に沈み、この歴史的な後退が世界中で大きく報じられた。
決着をつけたのは第4試合。MSI2026でここまで最長となる50分57秒の死闘で、G2のトップ BrokenBlade が大逆転を牽引し、シリーズのMVP級の働きを見せた。
パッチ26.13のメタ
上位チームのドラフトには共通の型がある。トップは軽めに持たせ(weakside)、ジャングルは能動的に仕掛け、ミッドとボットにスケールするチャンピオンを置く構成だ。ボットのレーン優先度が高く、ヴァルスは pick-or-ban 級の扱いを受けている。Riot はこの数パッチ続いた画一的なメタを崩すため、サイドレーンや能動的なミッドを強化した。
数字で見たチャンピオン(大会通算・7月10日時点)
| チャンプ | 傾向 | 数字 |
|---|---|---|
ランブル | トップ/ミッドの主力 | 5戦5勝(勝率100%) |
ポッピー | 最優先BAN | 12 BAN |
ヴァルス | ボットの pick-or-ban | 高い採用・BAN率 |
強化された対抗策(Riotが押し出したい選択肢)。
| チャンプ | ねらい |
|---|---|
ジャックス | サイドレーンの押し引き |
グウェン | サイドレーンの押し引き |
ルブラン | 能動的なミッド |
サイラス | 能動的なミッド |
活躍した選手
- Knight(BLG・ミッド)。今大会の中心。2026年で世界最高クラスと評されるミッドで、広いチャンピオンプールとチームファイトでチームを牽引する。
- Bin(BLG・トップ)。世界最高のトップと目される安定感。サイドの圧力とチームファイトの両方で存在感を出している。
- Zeus(HLE・トップ)。2度の世界王者。強いレーン戦と深いプールで、HLEの勝ち上がりを支えた。
- Kanavi(HLE・ジャングル)。現状で世界屈指の序盤ジャングラー。独特のルートで先手を作る。
- BrokenBlade(G2・トップ)。T1撃破の立役者。第4試合の大逆転でシリーズを手繰り寄せ、7年の壁を破る原動力になった。
今後のスケジュール(日本時間=韓国時間)
| 日時 | 試合 | 対戦 |
|---|---|---|
| 7月11日 17:00 | 敗者側決勝 | HLE vs(LYON・G2の勝者) |
| 7月12日 15:00 | グランドファイナル | BLG vs(敗者側決勝の勝者) |
BLGが一足先に決勝へ駒を進め、HLE・G2・LYON が残り一枠を争う。絶対王者T1が去った波乱のトーナメントが、どんな結末を迎えるのか。
決勝が実に楽しみだ。
ランブル
ポッピー
ヴァルス
ジャックス
グウェン
ルブラン
サイラス
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